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妄想の掃き溜め、修練の場所:AC4~faを中心にSS書いています。
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完結ですねー
本当は書くつもりはなかったのに orz
それを旧友に話したら思いっきり笑われました。
妄想は滾々と湧いてくるから書けないことはないんですけど…
レギュ1.2でもアンサングが強化されなかったのは悲しいなと。
ステイシスはいい感じにランク1になったんですけどねw
フラジールは吹っ飛びすぎてライール腕、運動性能MAXでなんとか追いつく早さに…(ライフル当たらないって辛いですよ)

・乙樽x♀主(ゑロ有、PQ視点後日談有)

『Naberius Ⅳ』

 朧月夜。
 二人は淡い銀光に照らされながら影を一つにする。
 自分に跨がり自ら動く少女にオッツダルヴァは興奮する。
 少女が思い思い動けるので騎乗位は気に入っていた。
 一番の理由として負担もあまりない。
「出す、ぞ」
 滴る淫液。
 少女は苦しげにオッツダルヴァの胸元に引き寄せられるように倒れ込んだ。
「…へ、ん…いっ、ぱ…い」
 本来、騎乗位とは女性が支配できる体位なのだが、彼女は逆に支配されてしまったようだ。
 可愛いとオッツダルヴァは思う。
 まぁ、十五やそこらの少女が上手くやれることのほうが可笑しいが。
「まだ、いけるだろう?」
 オッツダルヴァは不敵に言うと、少女の尾底骨の辺りを摩った。
 ビクリと少女の肩が震え、口からは言葉になっていない声が漏れた。
 ふたりきり、身体を重ねる。
 こんな二重生活を始めてどれだけ経つのか。
 アルテリア施設は殆ど壊滅しORCA旅団も疲弊していた。
「あっ…ァ、あ……ぅ、ん!」
 少女が締まりが無くなった口から涎れを零れさせ、鳴く。
 正常位にしたオッツダルヴァが激しく抽出を繰り返したのだ。
 そして、少女の白くて折れそうな首に噛み付く。
 口を赤に染める鉄の味にオッツダルヴァはカタルシスを感じる。
 彼女を外に感じることはできても、内で感じると言うことはできない。
 血を啜るという行為がオッツダルヴァにとって彼女を内で感じられる唯一の方法だった。
「…愛して、いる」
 そう言えばすべてが救われるような気がした。

 アルテリア・クラニアム。
 最大級のアルテリア施設。
 今頃、同志達は激戦の中、命を散らしているだろう。
 人の世は一酔の夢のようなもの、遊戯の場所にしか過ぎないと咏った者は誰だったか。
「…アンサング、行くぞ」
 命を削るコジマ粒子を撒き散らしながら黒い獣は咆哮した。
 アンサングはレイテルパラッシュと対峙をしていた。
 どちらも機動性に優れている機体だ。
 決定打がなかなか与えられない。
「人類の為に人間を犠牲にするか!オッツダルヴァ!!」
「黙れ…」
 咆る、テルミドール。
「貴様とてその人間を喰ってきたではないか!」
 近距離でアンサングのプラズマ砲がレイテルパラッシュに直撃する。
「私が間違っていると言わせん!」
 翡翠の爆発をさせ、翔駆するアンサング。
 そして、かつてのベルリオーズがしたことを再現した。
 レイテルパラッシュのコアにレイレナードの傑作が突き刺さる。
 血の代わりにオイルがライフルを濡らす。
 この状況では生きてはいまい。
 うかうかもしてられない…真改の援護をしなければ。
 だが、かつての同胞を屠ったアンサングがぐらりとよろめいた。
「……ロイ・ザーランド、か」
 テルミドールは忌ま忌まし気に呟いた。
 アンサングの右腕部は吹き飛ばされていた。
 激痛がテルミドールを襲う。
 耐Gジェルの中でテルミドールは右手を押さえ呻る。
「あばよ、酔っ払い」
 テルミドールの身体に灼熱感が走ったのと、マイブリスに紫電の閃光が奔ったのはほぼ同時だった。
 痛みの中で見えた少女が微笑む。
 生きたかった。
 生きて、生きて…一人の男して愛していたかった。
「……!」
 届かない福音の名前を呼ぶ。
 言葉はもう、消えていく。
 光と闇の中、テルミドールは意識を失った。

 どれだけの時間が経ったのだろうか。
 見えない。
 聞こえない。
 感じない。
 これが死なのだろうか。
 なんとも寂しいものだ。
 思い出そう。
 喩えば、あの笑顔。
 喩えば、あの美声。
 喩えば、あの体温。
 欲しい。 想い出ではなく、今、欲しい。

「……ぁ…?」
 オッツダルヴァは白の世界で目が覚めた。
 右手を誰かが握っている。
 見知らぬ女性だ。
 何となくベルリオーズに顔が似ている。
「オッツダルヴァ」
 女性が嬉しそうに名前を呼ぶ。
「きこえる…?」
「何を言って…」
 オッツダルヴァが何か言おうとしたが泣き声に掻き消された。
 ぎょっとしてオッツダルヴァは女性を見る。
「さびし…かった…ひとり、さびしい、よ」
 思い出せ。
 彼女もこうやって泣いていたじゃないか。
「貴様は、貴様…は」
「オッツ、ダルヴァ」
 少女と重なる。
 泣き止む方法は分かっている。
「すまない……」
 謝る。 舌で零れ落ちる涙を舐めとる。
 何度も羽のように軽い口付けをした。
「おかえり…なさい」
「責めはいくらでも聞こう」
 時間は有る。
 ごく普通の人間に比べたら刹那とも思える時間。
 すぐ後ろに死が迫る。
 それでも、二人は笑うのだ。
 美しい世界、刹那の日常に二人はいる。

――君は愛されているだろうか?
――今日も幸せであるように、そう願う。
 レイレナードの英雄と讃えられた男のちっぽけな願い。
 それはひっそりと叶えられた。


 PQは地平線の向こうを見た。
「何だかんだ言って、お前さん…あの娘っ子が好きなんだろう?」
「ええ…好きですよ」
 ネオニダスの問いに素直に答えるPQ。
「人間なんて腐るだけでしかない汚物だと思っていたんですが…」
 虫は綺麗だ。
 人間のようにただ生きるだけということをしない。
 きちんと役割を果たして逝く。
 彼女もそんな雰囲気があった。
 だから、好きになってしまった。
 当然と言えば当然なのだ。
「まぁ、この気持ちは最初で最後でしょうね」
 PQは苦笑した。
 もともと人間という物に嫌悪を抱いていた。
 それが、一時でも好感を抱けたのだ。
 非常に有意義であったのではないだろうか。
「あ……さようならを言い忘れました」
 思い出したようにPQは言った。
「また、逢いに行くつもりなんじゃろ?」
 ネオニダスの言葉にPQは微笑む。
 いつか、逢いにいこう。
 あの笑顔を見れば、この醜く腐臭のする世界で生きるのも満更でもないと思えるから。

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復帰した理由は天より高く海より深い理由である。
とりあえずAC始めました。
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